このページでは、クアラルンプールのゲストハウス「Raizzy’s Guesthouse」(ライジーズゲストハウス)に宿泊した様子をレポートします。
KL Sentral駅から1駅先のPasar Seni駅から徒歩2分、チャイナタウンまで徒歩1分の好立地。観光にもグルメにも超便利でありながら、宿泊費はたったの800円でした。
バックパッカー、ゲストハウス初心者にもオススメできるきれいな宿泊施設でした。詳細をぜひご覧ください。
目次
ライジーズゲストハウスの場所
Raizzy’s Guesthouseの場所はこちらです。
最寄り駅:(Rapid KL)Pasar Seni駅(徒歩2分)
周辺の観光スポット:スリ・マハマリアマン寺院(徒歩0分)、チャイナタウン(徒歩1分)など
ライジーズゲストハウスの予約
Expediaで事前予約しました
じゃらんや楽天トラベルと同じように、海外のホテルを検索・予約するサイトはたくさんあります。そのなかの一つがExpediaです。
今回は、事前にExpediaで駅に近くて交通アクセスの良いゲストハウスを探していました。その結果、立地と口コミのよいRaizzy’s Guesthouseにヒットしたというわけです。
部屋は4ベッドにしました
ゲストハウスなので、部屋はドミトリー、相部屋です。
何人部屋にするか選択できますが、あまり人数が多いと落ち着かないような気がしたので、4人部屋を選択しました。当然ながら、残り3人知らない人と同室です。
寝るだけだと割り切ってしまえば、それほど不安はありませんでした。ただ、荷物の管理だけは厳重にするよう心掛けることにしました。
宿泊費は1泊813円
宿泊費は、
- 客室料金:697円
- 税・サービス料:116円
で、合計813円でした。他人と同一部屋とはいえ、格安です。
ライジーズゲストハウスの立地
駅から本当に3分以内で到着しました。
しっかりと車通り・人通りのある道に面しているので、物騒な雰囲気はありません。
すごいことに、2~3軒隣が観光スポット「スリ・マハマリアマン寺院」でした。徒歩0分です。
また、1分~2分歩けば、チャイナタウンです。
チャイナタウンではグルメをしっかりと楽しみました。
チャイナタウンでオススメのグルメはこちらのページで紹介しています。
ライジーズゲストハウスの外観
外観はこんな感じです。
決してきれいではありませんが、「汚ねっ!」とは思いません。ほどほどに清掃されています。
すりガラスになっていて中が見えないのが怪しい雰囲気ですが、これはセキュリティ・プライバシー確保のためです。
入口は電子オートロック式になっており、中から鍵を開けるか、宿泊者だけに教えられる暗証番号を入力しないと中に入れません。
チェックイン前には暗証番号は分かりませんので、到着した際はインターホンを押して、中に入れてもらいます(下の画像の赤丸の位置にあります)。
チェックインの手続き
外観の印象とは少し違い、明るくて清潔
中に入るとこんな感じです。
外観とは違った印象で、きれいです。壁には過去の宿泊者がメッセージを書いた紙皿がたくさん飾られていました。日本人の宿泊者が書いたメッセージもいくつかありました。
フロントでのチェックイン
- 予約していることを告げる準備(I have a reservation today.)
- パスポート
- デポジット金10RM
フロントには愛想の良いオバちゃんと、感情を失ったかのような無表情のニイちゃんがいました。感情のないニイちゃんは仕事をしないポリシーなのか、対応はオバちゃんが一人でしていました。
まず、予約していることを告げると、名前を聞かれました。名前を言っても発音が分からなかったのか、3回ほど聞き直されましたが、結局最後まで聞き取れなかったようです(笑)
パスポートを提示した後、デポジット金として10RMを出すよう求められました。これは宿泊中に特にトラブルがなければ、チェックアウト時に返金してもらえます。
手続きが終わると、部屋の鍵が渡され、滞在について簡単に説明してくれます。
- 無料Wi-FiのIDとパスワード
- ゲストハウス玄関の暗証番号
- 飲み物は1階のドリンクサーバーで自由に飲めること
- 朝食は1階でセルフサービス。パンが提供されること
- (たった1泊だなんて、あまりに短い滞在だということ)
そして、感情を失った無表情のニイちゃんスタッフがおもむろに立ち上がり、部屋まで案内してくれました。無表情のニイちゃん、意外にちゃんと喋る人でした。人を見た目で判断したらダメですね(笑)
ライジーズゲストハウスの部屋
部屋は2階の端っこでした。
部屋には鍵がかかっていますが、この部屋に泊まる人全員に1つずつルームキーが渡されます。外出時にフロントに預ける必要はありません。
室内はこのようになっています。
2段ベッドが2つの4人部屋です。奥側の上段があてがわれました。
ベッド上段にはハシゴで上がりますが、その度にミシミシ音が鳴るので少し気をつかいます。
壁にはいろいろな案内が貼られています。
「ドミトリーなんだから、部屋で行為をいたすな」的な注意書きもありました。前例があるということですね…。
荷物の管理は徹底しましょう!南京錠必須!
部屋の奥にロッカーがあります。4人部屋で4つのロッカーがあるので、一人一つ利用できるようになっています。
南京錠でロックできるような器具がつけられていますが、肝心の南京錠はありません。
荷物を入れてロックしたい場合は、南京錠の持参が必須です。私はダイヤル式の南京錠を持ち歩いているので、問題なく荷物を収納できました。
南京錠はバックパッカーにとっては必須のアイテムですね。
ロッカーの大きさはそれほど大きくありません。スーツケースは機内持ちこみ可能ギリギリサイズだと恐らく入りません…。スーツケースなど大きなカバンを持っていくなら、錠前と固定用のワイヤーが必要ですね…。(同室だったロンドンボーイは、普通にスーツケースを部屋に置きっぱなしにしていましたが…(笑))
部屋の設備について
エアコンはバッチリ動きました。
エアコンは安心のDAIKIN製で、冷房もしっかりと動きました。夜は寒いぐらいでした。
無料Wi-Fiは強度バッチリ
無料Wi-Fiは部屋でも問題なく使えました。ゲストハウスによっては「部屋では全然使えないので、ロビーで使う必要があった」といった口コミが見られますが、そんなことはありませんでした。
コンセントはベッドの枕元に1つ
コンセントはベッドの枕元の壁に1口ありました。日本のコンセントの形状には対応していないので、変換プラグが必要です。
アメニティ類は必要最小限
ゲストハウス利用時は自分で用意するのが原則
用意されていたアメニティは以下の通りです。
- バスタオル1枚(これは助かりました)
- 毛布1枚
- マットレス(カバーつき)
- 枕(カバーつき)
が用意されていました。
その他、共用の洗面台にドライヤー、シャワールーム内にシャンプー・ボディーソープ(誰かの置き忘れのような雰囲気があったので保証はできませんが…)が置かれていた以外にはアメニティはありません。必要なものは自分で持参する必要があります。
共用設備について
階段・廊下の雰囲気
階段・廊下の写真はこちらです。
落書きを見るとものすごくガラの悪そうな雰囲気を想像してしまいますが、そんな物騒な雰囲気はありません(笑)
洗面室
洗面室には、洗面台・トイレ・シャワールームが集約されています。
トイレ
トイレは洋式の水洗式で、トイレットペーパーもちゃんと流せます。十分清潔です。
シャワールーム
こんな感じで、それなりに清潔です。
最初、どこからお湯を出すのか分かりませんでしたが、下の画像の赤い部分をねじると出てきました。
水圧は少々物足りませんがお湯はしっかりと出てくるので、及第点です。
ちなみに、脱いだ服や着替えを置くスペースはなく、ドアにかけておくしかありません。自分で持ってきたシャンプー・ボディーソープ類(小袋に分かれたものを持参しています)は、下の画像の赤い場所に置きました。
夜間の騒音について
タイミングによるんだと思います
私が宿泊した部屋は4人中2人が女性のグループ旅行、残り二人は男性でひとり旅だったので、室内は比較的静かでした。
一方で、翌朝に同室だったロンドンボーイから聞いた話によると、廊下では夜遅くまで話し込んでいる人がいたようです。ただ、会話の音量は大したことなかったようで、睡眠に支障はなかったとのことです。
ちなみに私は耳栓とアイマスクで目と耳を塞いで寝ていたので、全く気付かずに朝を迎えました(もともと苦手だった耳栓は、練習して克服しておきました(笑))。
夜間の騒音についてはタイミング次第だと思いますが、今回は全く問題なく寝ることができました。
ライジーズゲストハウスは朝食付き!
1階でパンとコーヒーがセルフサービス
そもそも1泊813円で朝食付きというのが太っ腹ですね(笑)
朝食は1階でセルフサービスでいただきます。カウンターの様子がこちら。
食パンをトースターで焼き、マーガリンやジャムを塗って食べます。
コーヒーも用意されていました。
食事をとる席はそれほど多くありませんが、このカウンター付近にあります。
テレビでは、ハリー・ポッターが放映されていました。
チェックアウト
食事を終えたら、観光のために早々にチェックアウトしました。鍵を返し、デポジット金10RMを返金してもらうだけで終了です。
ライジーズゲストハウス宿泊の感想
宿泊費813円を考えれば、十分満足です!
宿泊費がたったの813円だったので少し不安でしたが、シャワーもちゃんと使えて、エアコン付きの部屋が使えて、清潔な布団でちゃんと眠れて、朝食まで食べられて、と不満な点は全くありません。施設内の雰囲気も良く、安全面でも特に不満を感じたことはありませんでした。
女性の滞在者もたくさんいましたが、基本的にはグループ利用が多いように感じました(ほとんどの女性が複数人で行動していたので)。
相部屋で寝るということに対して「絶対にイヤだ!!考えられない!!」という方には決してオススメしませんが、「ちゃんと寝られるなら泊まってみてもいいかな…」ぐらいの感覚の方はトライしてみても良いかもしれません。私はゲストハウス初心者ですが、全く不満なく滞在できました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
関連記事
すぐそばのチャイナタウンでのオススメグルメを紹介しています。
ANAマイル修行クアラルンプール編の全容
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
コメントを残す