今回は、上海浦東空港第2ターミナルの国際線制限エリア内にあるエアチャイナのラウンジ内を写真たっぷりで紹介します。
北京空港のラウンジ紹介は多く見かけますが、上海浦東空港のラウンジ紹介は存外少ないと思うので、利用予定のある方はぜひご覧ください。
目次
今回のラウンジ利用について
エアチャイナのビジネスクラス利用時に入室
これまで数回分投稿していますが、ANAダイヤ修行として成田~上海~メルボルンまでエアチャイナのビジネスクラスを利用した際、上海で乗り継ぎ待ち時間が発生したので、その間にラウンジに入室しました。
ラウンジは複数あるのかもしれませんが、今回は「71号」と書かれたビジネスクラスラウンジを利用しました。
ラウンジの入口~受付
入口は渡り廊下風になっていました。何とも目立たない入口です(笑)
この通路を抜けると受付がありました。
受付で搭乗券を見せて、いざ、ビジネスクラスラウンジに入室です。
入室口の床にこんなものがありました。
ラウンジ内マップ
ラウンジは2フロア(4Fと5F)にわたった大型のスペースで、各フロアに案内マップがありました。
4Fのマップ
こちらが4階のマップです。先ほどの通路を通って受付を済ませると、マップ右側の吹出部分に出てきます。
4階には、
- 荷物用のロッカールーム
- ラウンジスペース
- バーカウンター
- 化粧室
- 救護室
があります。
5階のマップ
4階と5階の往来はエスカレーター・エレベーターで可能です。
5階は4階に比べて広く、設備も充実しています。
- 荷物用のロッカールーム
- ダイニングエリア(ビュッフェ)
- ラウンジスペース
- ビジネススペース(パソコン・プリンター設置)
- 化粧室
- シャワールーム
- 仮眠室
- マッサージチェア(4つ)
- TVルーム(ニュースが放映されていました)
があります。
それでは、4階から順にラウンジツアーにご案内します。
ラウンジ4階ツアー
ロッカールーム
まず、入口を入ってすぐ右手にロッカールームがあります。
大きな手荷物も入るようになっていました。
ラウンジスペース
そのまま奥に進むと…
目の前には上の階へ上がるためのエスカレーターがあります。
エスカレーターを上がらずに奥へ進みましょう。
このように、グループでも個人でも使えるソファー席があります。
ちょっと腰掛けて全体を見渡してみましょう。
バーカウンター・冷蔵庫
奥にはバーカウンターがあります。
バーカウンターではアルコールドリンクをもらうことができますが、すぐ近くにはソフトドリンクの冷蔵庫もありました。
化粧室
その奥には化粧室があります(化粧室は上のフロアにもありました)。
広いだけでなく、清潔に保たれていました。
4階の印象
4階は上の5階に比べて狭く、座席数は少ないですが、写真からもおわかりの通りガラガラでした。ちょうど撮影したのが19:00頃で夕食の時間帯だったからでしょうか。
食事は置かれていませんが、ドリンクを飲みながら座るだけであれば、4階でも十分事足りると思います。
ラウンジ5階ツアー
エスカレーター
エスカレーターを上がって5階に移動しましょう。
5階に上がると、目の前にコンシェルジュデスクがあります。
このコンシェルジュデスクはシャワールームの受付も兼ねているので、シャワーを利用したい場合はここに座っているスタッフに声をかける必要があります。私もこのデスクを利用しましたが、親切に対応していただけました。
ラウンジスペース
広いですが、ラウンジスペースを見回ってみましょう。
ちょっと腰をかけて風景を眺めます。
場所を移して奥へ進みましょう。
少し腰掛けて周囲を見渡してみます。
この方向にはダイニングエリア(ビュッフェ)があります。
場所を移します。
マッサージチェアも設置されていました。
この付近にはセルフのバーコーナーと冷蔵庫が設置されていました。
また場所を移します。
さて、奥へ進んでいくと…
振り返るとこのようになっています。
仮眠室
ラウンジの奥には仮眠室がありました。スタッフに申し出ることで利用できるようです。
ビジネススペース
パソコンの並べられたビジネススペースもありました。
パソコンは中国語と英語に対応していました。
プリンターも用意されています。
TVルーム
中央部にTVルームが2つ設置されていました。各部屋とも6人程度が同時に利用できるようになっています。1つはニュースが放映されており、もう1つは出発案内が表示されていました。利用者は1人もいませんでしたが、チャンネルは自分で変えられるのかな…。
ダイニングエリア(ビュッフェ)
ビュッフェ形式のダイニングエリアが中央部にありました。
品数は非常に多く、利用している人も多く見かけました。ソフトドリンクもたくさんあります。
↓ジュース類
↓コーヒーマシンもありました。
食べ物はこんな感じです。
↓パン類
↓付け合わせ等
↓ホットミールのポット
炒め物や揚げ物だけでなく、チャーハンや焼きそばなどの主食類も豊富に揃えられていました。これだけ品数があれば充分だと思います。補充も適切に行われていました。
シャワールーム
シャワーは2階のコンシェルジュデスクに申し出ることで利用できます。
申し出ると、搭乗券と引換えに鍵が渡されます。
シャワールームの場所はこちらです。
鍵を開けて中に入ります。
きれいに清掃されていました。
少し探しましたが、ドライヤー用のコンセントも備え付けられていました。ドライヤーがPanasonic製だったので、日本式のコンセントに対応した差込口があります。
シャワー設備
シャワーはレインシャワー、ハンドシャワーがありました。
水圧は十分ですが、排水口からの水はけが今ひとつでした。
アメニティが充実
個人的には、アメニティの充実ぶりに少し感心しました。
用意されていたのは、
- バスタオル・フェイスタオル・バスマット
- ドライヤー(Panasonic製)
- ペットボトルの水
- 歯ブラシ
- ひげ剃り
- ヘアブラシ
- シャワーキャップ
- 綿棒(無印良品)
- コットン(無印良品)
- ドライヤー
です。ケチケチしておらず、好印象です。
ラウンジを利用しての感想
エアチャイナ、どうしても「安かろう悪かろう」のイメージがつきまといますが、ラウンジに関しては決してそのような印象はありません。
広々としており座席数は非常に多く、私が訪れた時間帯がたまたま良かったのか、とても静かでした。照明は少しトーンを落としているのか、落ち着いた雰囲気のあるラウンジでした。
食事もラインナップ豊富でしたし、シャワールームのアメニティも十分取りそろえられていたので、ケチケチした印象は全くありませんでした。これなら、出発が遅れても時間つぶしができそうですね(笑)
ラウンジを利用する予定のある方の参考になればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
マイル小僧さん、初めまして。
いつもとても詳しいレポ、とても参考になります。
北京のエアチャイナラウンジは行ったことありますが、こちらのほうが過ごしやすそうですね。とても綺麗だし、食事も充実してそう!でも、1度外に出てからの発券は修行僧にはリスキーですよね。中国で滞在する予定があれば(無いと思いますが…)使ってみたいなぁ〜。
mishさん、いつも★ありがとうございます!&コメントありがとうございます!m(_ _)m
オリジナリティ色の強い北京のラウンジに比べると、上海のラウンジはノーマル路線を歩んでいるので、万人に使いやすいような気がします(^^)(北京と違って天井もちゃんとあるので、エアコンも効きますしね…(笑))
今回は上海以降の乗継便搭乗券を成田で発券できなかったのが致命的だったので、次回利用するとしても、上海乗り継ぎは積極的に避ける方向でフライトプランを練りたいですね…(笑)
ゴールデンウィークにここ利用したのですが、疲れてたのであまり物色しませんでした。
料理は美味しいかったでしょうか?
農夫さん、コメントありがとうございます!m(_ _)m
チャーハン・焼きそば・肉野菜炒めを少しずつ食べましたが、チャーハンは今ひとつ(お米が混ざりきっておらず、味にムラあり…)、焼きそば・肉野菜炒めはそこそこ美味しかったです(^^)
エアチャイナビジネスクラスの機内食と同じレベルだと感じました。