エアチャイナのビジネスクラスでメルボルンに行った際、北京空港のエアチャイナラウンジを利用する機会がありました。
というわけでこの記事では、北京空港第3ターミナルにあるエアチャイナのラウンジ内の様子を紹介します。今回は特別、ファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウンジの両方を紹介!文字は少なめ、写真は多めです!
ラウンジ内の様子をマップと写真を使いながら説明しています。どうぞ、ラウンジ内ツアーをお楽しみください。
目次
上海浦東空港のエアチャイナラウンジ
今回のメルボルン旅行では、往路は上海浦東空港を経由しました。上海浦東空港で利用したエアチャイナのラウンジの様子はこちらで紹介しているので、興味があればご覧ください。
北京空港のエアチャイナラウンジについて
ビジネス・ファースト2種類
エアチャイナの国際線を利用する場合、北京空港では第3ターミナルを利用することになります。
第3ターミナルにあるエアチャイナのラウンジは、
- ファーストクラスラウンジ
- ビジネスクラスラウンジ
の2つあります。
ビジネスクラス利用だったのにファーストラウンジも使えた!
公式サイト等には記載がないので詳細は不明ですが、ビジネスクラス利用だった私もファーストクラスラウンジに入室できました。
ひょっとすると、私が「スターアライアンスゴールド」かつ「ビジネスクラス利用」だったからファーストラウンジを利用できたのかもしれませんし、単にビジネスクラス利用者であれば全員ファーストラウンジを利用できるようになっているのかもしれません。カラクリが分かりませんが、ファーストクラスラウンジの方が人が少なくて落ちつけるので、ビジネスクラス利用の場合は、一度ファーストクラスラウンジに突撃しても良いかもしれません。
ラウンジの場所
北京空港の出国審査・保安検査を抜けると、下の地図の赤い場所に出てきます。
ここから左に進むとファーストクラスラウンジ(F)、右に進むとビジネスクラスラウンジ(C)にアクセスすることができます。
ラウンジ専用の無料Wi-Fiはありません!
少し驚いたのが、今や当たり前になっているラウンジ内専用の無料Wi-Fiがなかったことです。
無料Wi-Fiを利用したい場合は、
- 出国審査直後の案内所
- Wi-Fi利用登録端末(要所要所にあります)
で利用登録・アクセスコード入手をすませてからラウンジに入室するとスムーズです。私は案内所でパスポートを提示し、登録してもらいました。やってもらったほうが早いと思ったので…。
登録時にもらったアクセスコードを使うと、すぐにAirport Free Wi-Fiにログインできました。登録の様子は別記事で紹介しますので、少しお待ち下さい。
私はそれを知らずにラウンジ内に入ってしまったので、一度外に出て登録するハメになりました。(電話番号による認証もあるようですが、ラウンジのスタッフに「Wi-Fiの登録には外でアクセスコードを発行する必要がある」としか言われなかったので、素直に外で登録しました。)
ログイン画面がシュールな上、速度は遅い…。
しかも、中華人民共和国政府の規制により
- LINE
が使えないという不便っぷりです。
ファーストクラスラウンジ
ラウンジの営業時間
受付には営業時間が掲示されていました。
- 朝食時間帯 5:30~10:00
- 昼食時間帯 11:00~21:00
- 夕食時間帯 22:00~2:00
食事間に1時間の開きがありますが、おそらく食事を交換するインターバルタイムが設定されているだけで、ラウンジ自体は開放されているのだと思います。
ラウンジマップ
ラウンジ内の案内図はこちらです。
少し見にくいので、上から見た図を作りました(少しいい加減になってしまいますが…)。
それでは、ラウンジツアーの開始です。
入口と受付
まずは入口です。FIRST CLASS LOUNGEと記載されていますね。
入口から受付を臨みます。
この受付で搭乗券を提示します。受付ではバーコードを読み取っていました。
私はビジネスクラス利用でしたが、バーコードを読み取っても特にエラーはなく、すんなりと入室できました。
受付の横にはペットボトルの水が置かれていました。
荷物用ロッカー
受付のそばにはロッカーがありました。ロッカーは電子施錠式です。
大きいロッカー・小さいロッカーを選択してボタンを押すと、空いているロッカーの扉が自動でバタンと開きます。荷物を入れて扉を閉めると、バーコード付きのレシートが出てきます。
荷物を出したいときは、バーコードをロッカーのセンサーにかざせば、自分の使ったロッカーの扉が開くという仕組みです。バーコードを無くさないように注意が必要ですね。
円形のエリア
ラウンジに入るとまず目立つのが、中央部にある円形のエリアです。
このエリアの入口付近に新聞が置かれていました。日本の新聞も置かれていました。
エンターテイメントエリア
その近くには円形の壁に囲まれたエンターテイメントエリアがありました。エンターテイメントエリアといっても、テレビが1つ、それを囲むようにリクライニングチェアがあるだけです。
ただ、このリクライニングチェア、リラックスして座れるので心地よかったです。
仮眠室
その裏の場所には、仮眠室がありました。
仮眠室には鍵がかかっており、受付に申し出ることで利用できるようになっています。
ビジネススペース
仮眠室の裏には、インターネットが使えるPCの置かれたビジネススペースがありました。
ラウンジスペース
さて、ラウンジスペースを見てみましょう。
なぜか塞がれたウェーティングエリアが…。
奥に進みます。
更に奥へ…。
この奥がダイニングエリア(食事コーナー)になります。
振り返ると…。
さて、場所を移してラウンジスペースを見てみましょう。
この奥にも同じようにラウンジスペースがあります。また、すぐ近くにはドリンク・お菓子コーナーがありました。
ドリンク・お菓子コーナー(1)
それでは、ドリンク・お菓子コーナーを見てみます。まずはこの場所にあるドリンク・お菓子コーナーです。
この場所にはドリンクやお菓子、フルーツ、アイスクリームなどが置かれていました。
カップ麺もありました。
ドリンク・お菓子コーナー(2)
それでは、別の場所にあるドリンク・お菓子コーナーを見てみます。
カップケーキがある以外は、ドリンク・お菓子コーナー(1)とラインナップはほぼ同じです。
食事コーナー
ラウンジ奥の食事コーナーの様子を見てみましょう。
食事は朝食時間帯のものです。
ワンタンスープもありました。
食事は付近の席でとることを想定しているようで、近くにテーブル席が用意されていました。
少し逆光で見にくいですが…。
バーコーナー
ダイニング席の近くにはバーコーナーがありました。
時間帯によってはスタッフが立っているのかもしれませんが、このときは不在でした。
シャワーコーナー
シャワーコーナーはラウンジマップ上でお手洗いのそばにあると書かれていたので、トイレのスタッフに聞いてみました。
すると、トイレのすぐ近くにある扉からシャワー室に入れてくれました。
薄暗くて狭い…
これが薄暗くて狭いんです…。洗面室とシャワー室あわせて、たたみ数枚分程度の広さしかありませんでした。狭すぎて全景を写真に収めることができないほどです。
まず洗面台のあるスペースには、
- ドライヤー
- シャワーキャップ
- くし
- ブラシ
- 爪やすり
- シェービングキット
- クリーム
- 香水
- タオル・バスマット
- スリッパ
がありました。狭いながらアメニティはしっかり揃えられています。
脱いだ衣類は扉のフックに引っかけるのでしょうか。ただ、これでは分厚い服は引っかけにくそうです…。
シャワー室内はこんな感じです。
このシャワー、取り外しができるのかもしれませんか、オリジナリティ溢れすぎる形状で使い方がよく分かりませんでした。
シャンプー・ボディーソープ類は準備されていましたが、使用途中感丸出し…(笑)
お湯はしっかり出てきますが、水はけがあまり良くなく、足元にお湯が貯まります。使用感はお世辞にも良いとは言えませんでした…。ちょっと残念…。
受付に申し出れば良かったのか??
ラウンジマップではシャワー室がトイレの中にあるような書き方になっていたので、トイレの常駐スタッフらしき人に問い合わせ、このシャワー室を使わせてもらいました。中にはアメニティも豊富に用意されていたので、ここも正規のシャワールームのはずですが、改めて他の人のブログを見てみると、エレベーターを使ってきれいなシャワー室に案内されたという経験談もありました。
受付に申し出ればもっときれいなシャワールームが使えたんでしょうか…。中国の航空会社であるエアチャイナが、自国にある北京空港ラウンジにこんなシャワー室しか構えていないとはちょっと考えにくいですね…。
もし薄暗くて狭いシャワー室に興味があれば、トイレ常駐のスタッフに「シャワーを使いたい」と願い出てみてください(笑)
ファーストクラスラウンジ利用の感想
今回は7:00頃~9:00頃に利用しましたが、利用客は少なく、ゆったりと過ごすことができました。
ただ、ファーストクラスラウンジとしてはこれといって特徴がなく、食事・ドリンクのラインナップも普通、トイレも普通、シャワー室に至っては薄暗く狭いなど、ちょっと物足りなさを感じました。
後述しますが、ビジネスクラスラウンジとほとんど設備は同じで、「利用客が少ないので落ちつける」という点においてのみ、ファーストクラスラウンジとしての優位性を保っているように感じられました。
ビジネスクラスラウンジ
利用資格者
ファーストクラスラウンジにはスターアライアンスゴールドメンバーのマークはありませんでしたが、ビジネスクラスラウンジにはありました。
このことから、このビジネスクラスを利用することができるのは、
- ビジネスクラス利用者
- スターアライアンスゴールドメンバー
のようです。これも公式サイト等に説明がないので、あくまでも憶測です。
ファーストクラスラウンジとほとんど同じ
このビジネスクラスラウンジは、ファーストクラスラウンジと間取り・設備ともほぼ同じでした(間取りは左右対称になっています)。異なるのは座席数。ビジネスクラスラウンジの方が利用者数が多いからか、座席数が多めに設置されていました。
実際にビジネスクラスラウンジを一周したところ、確かに利用客はファーストクラスラウンよりも多かったですが、本当にそれぐらいしか違いが見当たりませんでした。
設備が同じうえ、利用客が多かったので、写真は控えめにしています。雰囲気だけでも味わってもらえればと思います。設備の詳細については、ファーストクラスラウンジのところも合わせてご覧ください。
ラウンジマップ
こちらにもラウンジマップがありました。
こちらも少々見にくいので、作ってみました。
では、ラウンジ内を1周してみます。
入口
こちらが入口付近の様子です。
ここを左に曲がると受付です。
ファーストクラスラウンジ入室後に立ち寄りましたが、特に問題なく受付を通過できました。
仮眠室
ビジネススペース
ラウンジエリア
それでは、ラウンジエリアを簡単に見てみます。
ファーストクラスラウンジに比べて、やはり人が多いですね。
少し奥に進んで振り返って見てみましょう。
このエリアだけ、なぜか人が少なかったです。
別の場所を…。
食事コーナー
こちらもファーストクラスラウンジと同様、食事コーナーの近くに食事用の席が用意されていました。
反対側から…
こちらにもテーブル席がありました。
バーコーナー
ビジネスクラスラウンジを見ての感想
ファーストクラスラウンジの感想でも述べましたが、ビジネスクラスラウンジとファーストクラスラウンジの設備はほとんど同じでした。1周したところで気付いたのは「ファーストクラスラウンジよりも人と座席数が多い」という点だけでした。
「ビジネスクラスラウンジってどんな感じなんだろう?」という興味から試しに立ち寄ってみましたが、あまりの差のなさに拍子抜けしました(汗)ファーストクラスラウンジを使える立場であれば、わざわざラウンジホッピングして両ラウンジを制覇する必要はなさそうです…(笑)
まとめ
ファーストクラスラウンジ・ビジネスクラスラウンジとも設備はほとんど同じで、違う点といえば利用客数がビジネスの方が多いという点だけです(本当はもっと細かい違いがあるのかもしれませんが、1周した限りではそれぐらいしか気がつきませんでした…)。ただ、人が少なければそれだけゆっくりできるのは事実ですから、ファーストクラスラウンジが利用できるのであれば、ファーストクラスラウンジで過ごすことをオススメします。
そして、私の後悔…それはシャワールームです。トイレ常駐のスタッフではなく、ラウンジ受付に申し出ていればきれいなシャワールームを利用できたのかもしれないと考えると、後悔が尽きません…。利用される皆さんは、ぜひ受付に申し出てシャワールームを利用してください。
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上海浦東空港のエアチャイナビジネスクラスラウンジの紹介記事はこちらです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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