今回はクアラルンプール国際空港(KLIA)サテライトターミナルにあるプラザプレミアムラウンジの様子を写真付きで公開します。
目次
サテライトターミナルのプラザプレミアムラウンジの場所
サテライトターミナルについて
ANAでクアラルンプール国際空港を利用すると、基本的にはサテライトターミナル発着になります。
クアラルンプール出発の場合、出国審査を終えた後にAerotrainという列車を利用してメインターミナルからサテライトターミナルまで移動します(たまにバスでの移動となる場合もあるようですが…)。
下の図はサテライトターミナル1階のマップです。
Aerotrainでサテライトターミナルに到着すると、赤い矢印の方向にターミナル内へ入ります。
サテライトターミナルのラウンジは2階に集約されています
ラウンジは全て2階に集約されているので、ここからエスカレーター・エレベーター等で2階へ上がります。
2階のマップがこちらです。
赤い丸をつけたのがプラザプレミアムラウンジです。
ちなみに2階には、
- プラザプレミアムラウンジ
- シンガポール航空ラウンジ
- タイ航空ラウンジ
- キャセイパシフィック航空ラウンジ
- エミレーツ航空ラウンジ
- マレーシア航空ラウンジ
- チャイナエアラインラウンジ
があります。
プラザプレミアムラウンジの利用資格
プラザプレミアムラウンジは、航空会社指定ラウンジにもなるので、対象航空会社の対象クラス以上(一般的にはビジネスクラス以上)を利用する場合には無料で利用することができます。
また、プライオリティパスを保有していれば、利用する航空会社にかかわらず入室することが可能です。
そのほか、このラウンジは一般的な航空会社ラウンジとは少し異なり、利用料金を支払うことで入室することができます。
利用料金は時間制で、
- 2時間:168リンギ(当時は約4,200円)
- 5時間:238リンギ(約5,950円)
- 10時間:258リンギ(約6,450円)
です。マレーシアの物価を考えるとかなり高いですね…。
なお、2018年3月よりANAの指定ラウンジがマレーシア航空ゴールデンラウンジに変更されました。
従って、ANAプレミアムメンバー・ビジネスクラス搭乗客とも、プラザプレミアムラウンジではなくゴールデンラウンジに入室することになります。
今回のラウンジ利用について
今回は14:15発のANA羽田行きを利用するため、ラウンジに月曜日12:00頃に入室しています。混雑を覚悟していましたが、入室時はそれほど混み合っていませんでした。
プラザプレミアムラウンジ入口の様子
まず、入口の様子がこちらです。
入口脇には、対象となる航空会社が列記されています。
受付は2列で制御され、向かって右側が航空会社からラウンジインビテーションを受けている利用客用、左側が料金を支払って利用する利用客・プライオリティパス保有者用になっています。
それでは、受付を済ませて中に入ります。
ラウンジ内マップ
手作り感満載、縮尺も怪しくて申し訳ないですが、ラウンジ内の簡易マップがこちらです。
ラウンジ内ツアー
それでは、ラウンジ内をぐるりと一周してみましょう。例のごとく、マップの赤矢印方向にカメラを構えた写真を順に掲載していきます。
まず、入口を入ると目の前にラウンジ席とバーカウンターが見えます。
少し左に目を向けると…
ラウンジの片側は一面大きな窓なので、空間として明るくなっています。
さて、ラウンジ中ほどの場所から奥を見渡すと、このようになります。
逆に、ラウンジ中ほどから入口方面を振り返るとこのようになります。
さて、ラウンジの奥に進んで振り返り、全体を見渡してみましょう。
ラウンジは奥行きがあり、座席数もそれなりに用意されています。
座席足元には電源が用意されていました。
このように現地仕様のコンセントと、(写真はありませんが)ユニバーサルタイプのコンセントがあったので、充電をしたい人はコンセントの形を見て座席を決めた方が良さそうですね。
一人掛けのソファが多く用意されているのがお分かりいただけるでしょうか。
別アングルから…
ビジネスコーナー
ラウンジ中ほどには、PCが用意されたビジネスコーナーが設けられていました。
食事コーナー
それでは、食事コーナーを見ていきましょう。食事コーナーは受付のすぐ裏あたりにあります。
まずはこのアングルからです。
飲み物の冷蔵庫がありましたが、このときは残念ながらメンテナンス中でした。従って、反対側にあるジュースサーバーで対応する必要がありました。
続いてはこちらのアングル。
ここにはホットミールが置かれていました。この時には焼きそば・春巻き・ジャガイモのタルト(のようなもの)・ナンカレーが置かれていました。
ちなみに、ナンカレーのナンはこちらの鉄板で焼いてくれていました↓
ホットミールを一通り取って食べてみましたが、美味しかったです。
さらに、ここでは温かい麺(Fish Cake Noodles Soup)を作ってくれました。
アッサリとしており、美味しかったです。
さて、更にアングルを変えてこちらの様子を…。
ここにはサラダやスープ、ソフトドリンク(ジュース・コーヒーなど)が用意されていました。
そして、少し離れた場所にもサラダバーがありました。
こんな感じで、豆のサラダや生野菜スティックが用意されていました。サラダ類は一般的な航空会社ラウンジに比べても充実している印象です。
バーカウンター(アルコール・デザート)
バーカウンターはラウンジ中ほどにあります。
アルコールはこのカウンターで注文します。ビールは無料、その他のアルコールは有料のようです。
すぐ隣にはおつまみもありました。
このカウンター、デザートバーとも繫がっています。
こんな感じでディスプレイされているので、欲しいものを言えばお皿に入れて出してくれます。
何とも嬉しい一口サイズですね(笑)
シャワーコーナー
シャワールームの使い方
シャワールームはラウンジのスタッフに利用したい旨を申し出る必要があります。
ラウンジの奥へ進むとシャワールームがあります。
この奥にスタッフの部屋があり、そこのオバチャンにシャワールームを使いたいと申し出たら、シャワールームの鍵を渡されました。
順番待ちが発生しているときは、順番待ちリストに名前を書いて待つことになるそうです。
シャワールームは全部で4室なので、混雑時には容易に順番待ちが発生しそうですね…。
シャワー室内の様子
シャワー室内部はこんな感じで、それほど広くありません。
シャワーは壁に固定されているタイプです。水圧は十分強く、不満は全くありません。ただ、前の人が使ったと思われる石けん類がそのまま残っていました…。
洗面台はこんな感じです。
引出しにはドライヤーやアメニティが入っています。
アメニティとしては、
- 歯ブラシ
- ひげそり
- シャワーキャップ
- 紙コップ
- 石けん類
- ドライヤー
が用意されていましたが、結構雑然と置かれていました(笑)
トイレはまさかのウォッシュレット付き
かと思いましたが、自分で蛇口をひねって水を出すアナログタイプのウォッシュレットでした。初めて目にしました(笑)
化粧室
トイレはきれいに保たれていました。便器も洋式なので、トイレ事情があまり良くないマレーシアでも安心です。
ラウンジを利用しての印象
このラウンジは、航空会社のインビテーションを持っている人やプライオリティパス保有者だけでなく、当日にお金を支払った人も入場できるようになっているので、時間帯によっては混み合います。
さらに、お金を支払った人も入れるシステムになっているからか、アルコールはビール以外有料になっているなど、一般的な航空会社ラウンジに比べるとサービス面でやや劣る印象が否めません。
一方で食事のレベルは比較的高く、サラダ・ホットミールとも美味しかったです。香草・香料のにおいが苦手な方でも十分に楽しめるラインナップになっていると思います。
ラウンジ内のスタッフはフレンドリーで愛嬌があったので、居心地はとても良かったです。
今回は他のラウンジを利用していないため比較はできませんが、プラザプレミアムラウンジ、十分快適に利用することができました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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