ソラチカカードの時代終了!今後はワイドゴールドとANA TOKYUカードの2枚持ちがポイント!

マイルが貯まるANA TOKYUカード

ANAのマイルをオトクに貯めるためには、ANAのクレジットカードである「ANAカード」は必携のアイテムです。

ところが一口にANAカードといっても、種類はかなり豊富。どのカードをどのように使えばオトクにマイルが貯まるのかはなかなか分かりません。

実はANAマイルを爆発的に貯めようと思うと、

  • 「ANAワイドゴールドカード」
  • 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」(以下、ANA TOKYUカード)

の2枚を同時に持つのが一番効率的なんです。

この記事では、2枚持ちが必要な理由と、具体的な活用法を解説します。

目次

ワイドゴールドカードとANA TOKYUカードの2枚持ちが必要な理由

まず、結論を先に述べておきます。

わざわざ年会費がかかるANAカードを2枚も持つ理由は、ズバリこれです。

ANAゴールドカードとANA TOKYUカードの2枚持ちが必要な理由

日頃のクレジット決済で効率よくマイルを貯めたり、ANAからのおトクな特典を受けるには、ANAゴールドカードが必要になる。

それに加えてANA TOKYUカードを持っていれば、ポイントサイトを利用して爆発的にマイルが貯められるようになる。

では、詳細を解説しますね。

ANAワイドゴールドとANA TOKYUカードの2枚持ちで効率よくマイルを貯めよう!

通常、ANAカードは1枚発行すればANAの基本的なサービスを受けることが十分可能です。

ANAカードを使って搭乗すればマイルが貯まりますし、日常生活における支払いに利用すれば、これまた利用額に応じてマイルを貯めることができます。

ただ、ANAマイルをもっと効率よく貯めたい方に最適な、よりマイルが貯まりやすいANAカードの持ち方があります。それが、

  • ANAワイドゴールドカード
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA TOKYUカード)

のセットです。

マイルを爆発的に貯めるためのANAカードの組み合わせ
  • ANAワイドゴールドカード(年会費割引が効くVISAがオススメ)
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

の2枚で、ANAのマイルを効率よく貯めよう!

それぞれのカードについて説明し、なぜ2枚持ちがおトクなのか解説します。

ANAワイドゴールドカードは決済で威力を発揮

クレジット決済とボーナスマイルでマイルを貯めるツール

まずは、ANAワイドゴールドカードです。

このカードにはさまざまな特典がありますが、「マイルを貯める」という側面に絞ると、以下の特典があります。

ANAワイドゴールドでマイルが貯まる特典
  1. 【入会・継続ボーナス】毎年2,000マイルのボーナスマイルがもらえる
  2. 【搭乗時ボーナス】搭乗時に、25%のボーナスマイルがもらえる
  3. 【クレジット決済によるマイル】100円=1マイルの還元率でマイルが貯まる(普通カードだと200円=1マイルがデフォルトで、100円=1マイルにするには追加料金がかかる。)

特に3番。クレジット決済でマイルを貯めるためにANAワイドゴールドカードを保有している人が多く、私もその1人です。通常の倍のペースでマイルが貯まります。

「年会費、お高いんじゃないの?」

ゴールドカードと聞くと、高い年会費をイメージしますよね?

はい、ANAワイドゴールドの年会費も残念ながらお安くはありません。

VISA・マスター・JCBのANAワイドゴールドの年会費は15,400円です。

額面だけ見ると、「高っ!そんなもん要るか!」って思われるかもしれませんが、VISAのワイドゴールドカードの場合、割引特典を用いると10,450円まで下がります。

ANA VISAワイドゴールドの年会費は割引後でも10,450円。いくら割引が適用されたとはいえ、額面では依然として安いとは言えません。

これを高いと見るか安いと見るかは価値観によって変わると思いますが、私は高いとは感じません。普通カードと比べても十分年会費の差額は回収できていると考えます。

その理屈については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ANA一般カードからANAワイドゴールドカードに切り替えると何が変わる?

2017年4月19日

↑この記事では、普通カードからワイドゴールドカードに切り替えると何がどう変わるのかについて、年会費だけでなく他の特典についても徹底的に比較しています。また、ANA VISAゴールドカードの年会費を割引する方法も解説しています。

そして、私が保有しているANAゴールドVISAカードで還元率を最大限まで上げる方法は、下のリンク先記事で詳しく解説しています。この方法を付けば、還元率が最大1.72%まで上がります。

ANA VISAワイドゴールドカードで効率よくマイルを貯めて、最大還元率1.72%を目指せ!

2017年4月26日
決済での利用でおトク!ANAワイドゴールドカード
決済でANAワイドゴールドカードを使うことで、おトクな還元率でマイルを貯められる!

ANA TOKYUカードはポイントサイトで威力を発揮

陸マイラー必携のANA TOKYUカードとは

マイルが貯まるANA TOKYUカード

陸マイラーにとって必需品となるANAカードがこちらの

  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

です。

カードの名前からお察しかもしれませんが、このANAカードはANAと東急が提携しているカードです。

最大のメリット【TOKYUルートの開通】

このカードの一番の特徴は、

ポイントサイトで獲得したポイントをおトクな交換率でANAマイルに交換することができる】

という点です。

どういうことか、ポイントサイトの中でも特に有力なハピタスを例に具体的に見ていきましょう。

(例)30,000ハピタスポイントをANAマイルに交換

【通常ルート】ANA TOKYUカードを持っていなければ18,000マイル

ハピタスについてはこちらの記事でも紹介しています。陸マイラーが出費0円でマイルをゲットするために必要不可欠なポイントサイトです。

ハピタスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ハピタスのポイントでANAマイルが大量に貯まる!私が飛行機にタダで乗る方法。

2017年4月6日

私もハピタスとANA TOKYUカードのおかげで何十万マイルも獲得しました。登録はこちらのリンクから可能です(このリンクからの登録で30ポイントがプレゼントされます)。
日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

さて、仮にハピタスで30,000ポイントを獲得したとします(ハピタスを初めて使うユーザーであれば、それほど苦労なく貯められるポイント数です)。

ハピタスでゲットした30,000ポイントをANAマイルに交換しようと思うと、
「ハピタス」→「PeX」→「三井住友カード」→「ANA」
の順にポイントを移行していくのが主なルートになります。

このルートでポイントを交換していくと、ポイント数は以下のようになり、最終的なマイル獲得数は18,000マイルとなります。


(ポイ探による検索結果:http://www.poitan.net/

【TOKYUルート】ANA TOKYUカードを持っていれば22,500マイル

しかし、陸マイラーの多くが保有するANA TOKYUカードを利用すると、次のようになるのです。

マイルが貯まるTOKYUルート

先ほどの通常ルートの獲得マイル数18,000マイルに比べて4,500マイルも多く獲得できることになっています。実質的な金銭価値もアップ!お得感がお分かりいただけると思います。

ANA TOKYUカード保有のメリット

ポイントサイトで獲得したポイントをANAマイルに交換する際に、高い交換率での交換が可能な「TOKYUルート」が利用できる。

ANA TOKYUカードには年会費2,200円がかかりますが、

  • TOKYUルートが利用できる点
  • 毎年ボーナスマイルとして1,000マイルがプレゼントされる点(決済額10万円以上に相当するマイルが、毎年2,200円でもらえるんです。)

を踏まえれば、年会費以上のメリットを享受できるので、私を含む多くの陸マイラーにとって必携のカードです。

私も実践、TOKYUルートで毎月18,000マイル

このTOKYUルートを利用すると、毎月最大18,000マイル加算が可能になります。

次の画像をご覧ください(ちょっと加工がダサいですが、自分の画面です)。

こんな感じで、毎月18,000マイルを獲得しています。

その甲斐あって、現在は61万7,000マイルほど貯まっています!「ファーストクラスで世界一周」が現実になるマイル数です。

普通の暮らしをしている私でも、このように大量のマイルを獲得することが可能なのです。

18,000マイルを1年間毎月獲得できれば、18,000×12=216,000マイルを手に入れることが可能になります。

このTOKYUルートの威力は強烈です。

2枚持ちの理由はANA TOKYUカードにゴールドカードがないから

ANAゴールドカードとANA TOKYUカードの使い分けが重要

ここまでのポイントを簡単にまとめると、次のようになります。

マイルを爆発的に貯めるためのANAカードの使い分け
  • ANAワイドゴールドカードはクレジット決済で利用する。
  • ANA TOKYUカードはポイントサイトからのポイント移行で利用する。

でも、ANAカードを2枚持つって、やっぱり無駄な気がしてしまいますよね?私も初めはそうだったのでよく分かります。

なぜ2枚持つ必要があるのか、その答えはズバリこれです。

ANA TOKYUとゴールドの2枚持ちが必要な理由

「ANA TOKYUカードにゴールドカードがなく、クレジット決済でおトクにマイルを貯めることが難しい」

ANA TOKYUカードは決済であまりマイルが貯まらない

先ほど紹介した

  • ANAワイドゴールドカード
  • ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA TOKYUカード)

のうち、爆発的にマイルを貯めるためのツールは、「ANA TOKYUカード」のほうです。ポイントサイトのポイントを超高交換率でマイルに替えることができます。

ところがこのANA TOKYUカードにはゴールドカードがないので、クレジット決済ではマイルが貯まりにくいんです。

したがって、多くの陸マイラー(飛行機に乗らずにマイルを貯める人)は、ANA TOKYUカードとは別に決済用のANAカードを保有しています。それがANAワイドゴールドカードなんです

ANA TOKYUカードのデメリットをANAゴールドで補え

ANA TOKYUカードよりもANAワイドゴールドの方が決済によるマイル積算率(や、その他ボーナスマイルなどの特典)の面で有利。2枚保有して上手く使い分けて、効率よくANAマイルを貯めよう。

(SFC修行検討者向け)ANA TOKYUカードにはSFCもありません

SFC修行とは

SFCとは、スーパーフライヤーズカードの略です。

スーパーフライヤーズカードは、

一度発行すれば、年会費を支払い続けている限り、ANAの上級会員のステイタスが維持できる

という魅力的なクレジットカードです。上級会員になれば、出発前のラウンジ利用、預けた手荷物の優先返却などさまざまな特典を受けることができます。

スーパーフライヤーズカードの特典・取得条件についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ANAスーパーフライヤーズカード

ANAスーパーフライヤーズカード特典の威力と取得の条件は?

2017年3月29日

ただ、このカードを発行できるのはANAのヘビーユーザーだけです。
そこで、ある1年だけANAの飛行機に乗りまくって「期間限定のヘビーユーザー」になり、スーパーフライヤーズカード発行資格の獲得を目指す人が増えています。

この行為を「SFC修行」とよび、SFC修行をする人のことを「SFC修行僧」と呼びます。テレビ番組で「ステータス修行」という名称で取り上げられることもありますね。

ANA TOKYUカードにはSFCが設定されていない…

このANA TOKYUカードをメインカードとしてSFC修行を終えても、ANA TOKYUカードにSFCの機能を載せることができません。つまり、

いま保有しているANA TOKYUカードをSFCに切り替えることはできないので、新たにSFCを発行しなければならない

ということです。

この画像をご覧ください。

これはANAワイドゴールドカードをSFCゴールドカードに切り替えたときに撮影したものです。ANAゴールドの券面に「SUPER FLYERS」の文字が印字されていますよね。こんなふうに、通常のANAカードであれば、保有しているカードをそのままスーパーフライヤーズカードに切り替えることができます。

ところが、ANA TOKYUカードにはスーパーフライヤーズカードの設定がないため、仮に修行を終えてSFCの発行資格を得たとしても、ANA TOKYUカードとは別にスーパーフライヤーズカードを発行しなければならないということです。

どうせANA TOKYUカードがSFCに切り替えられないなら、たくさんのフライトをこなす修行の前に

  • スーパーフライヤーズに切替ができ、
  • かつ効率よくマイルが貯められる

という2条件を満たすクレジットカードを保有しておくのが賢明です。その有力候補が「ANAワイドゴールドカード」だというわけです。

(ちなみに、予めゴールドカードを発行しておけば、SFCゴールドへの切替も無審査なので、「せっかく修行を終えたのに、SFCゴールド発行時に審査落ちした!」という悲劇を防ぐことができます。)

ANA TOKYUカードをSFCに切り替えることはできない
ANA TOKYUカードをスーパーフライヤーズカードに切り替えることはできないので、修行前にスーパーフライヤーズに切り替えることができるカードを用意しておくのが賢明。その有力候補がANAワイドゴールドカードである。

申込は可能な限りポイントサイト経由で!

クレジットカードの申込は、多くのポイントサイトに広告掲載されています。クレジットカード会社の公式ページから申し込むより、ポイントサイト経由で申し込んだ方がお得です。

残念ながらANAカードはポイントサイトに広告が掲載されていない時期もありますが、申し込む前にまずはポイントサイトに広告がないか確認してください。

私がおすすめしているポイントサイトはハピタスです。
こちらのリンクからハピタスに登録いただくと、30ポイントがプレゼントされます。

日々の生活にhappyをプラスする|ハピタス

最後までお読み頂きありがとうございました。

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5 件のコメント

  • ゴールドカードに加えてソラチカカードを作りましたが、お客様番号が異なっておりました。

    番号を統一することはできるのでしょうか?

    • ねこさん、コメントありがとうございます!!

      私の場合も、ワイドゴールドとソラチカのお客様番号は異なっています。

      ただ、マイル口座は統合できます。
      お客様番号が異なっていても、マイル口座を統合すれば
      <ゴールドカードで貯めたマイル>も<ソラチカカードで貯めたマイル>も
      同じ口座に積算されていきます。

      マイル口座が正しく統合されていれば、ANAのホームページにどちらのお客様番号でログインしても
      同じマイル数が表示されます。
      ソラチカカード発行時にゴールドカードのお客様番号を入力していれば、
      おそらくマイル口座が統合されていると思うので、試してみてください(^^)

      もし統合されていない場合も、ANAのWEBページから統合の申請ができますよv(^^)

  • 記事拝見しました。ワイドゴールドカード無事取得できまして、ワイドゴールド→ライン→ソラチカカード→ANAマイルでSFCを目指したいのですが、月10万くらいのVISA決済のみで可能でしょうか…
    お教えいただけると幸いです。

    • コメントありがとうございます!

      まず、ワイドゴールドカード決済で得られる通常ポイントは、基本的にそのままマイルへ交換します。
      ソラチカを通す必要がありません。
      (一方、ボーナスポイントはソラチカルートに乗せることで高交換率でマイルに交換できますが、
      カード発行直後はボーナスポイントがそれほど貯まりませんので、
      通常ポイントでマイルを貯めることを念頭に以下の説明を作成しています。)

      ワイドゴールドで月10万円利用だと、単純計算で毎月1000マイルが貯まることになります。
      1年間で12,000マイルなので、(ハイシーズンでなければ)国内短距離路線往復分の特典航空券に交換できます。
      (なお、ボーナスポイント獲得により還元率を上げる方法をこちらのページで解説していますので、
      よろしければご覧ください。)

      SFCを目指すとなるとANA便に多く搭乗する必要がありますが、その資金をマイルでまかなうとなると、
      クレジット決済だけで得られるマイルだけでは全然足りません…。
      (念のため…特典航空券ではSFC発行資格達成に必要なプレミアムポイントが得られませんので、
      正確にはマイルから交換したSKYコインを資金にすることになります。)

      もしSFC修行に必要な資金をある程度まかなえるだけのマイルを貯めたい場合は、
      クレジット決済だけではなく、ポイントサイトを利用するのが現実的ですので、あわせてご検討ください。
      https://www.milekozou.com/entry/hapitasmile/

      SFC、持っていると本当に快適ですよ!また分からないことがあればいつでも聞いてくださいね(^^)

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