今回は、シンガポール修行記第6弾。帰りのチャンギ空港での様子や、チャンギ空港内の「SATSプレミアクラブラウンジ」滞在の様子をお伝えします。
目次
シンガポール修行のフライト計画
今回のフライト計画はこちらです。
※表が途中で切れている場合は、横にスクロールしてご覧ください。
発 | 空港 | 着 | 空港 | 便名 | クラス | 運賃 | PP | P単価 | ||
往 | 8:00 | 関西 | → | 10:35 | 那覇 | NH1731 | プレミアム | 28,300 | 2,247 | 12.59 |
11:55 | 那覇 | → | 14:20 | 成田 | NH2158 | 普通席 | 119,880 | 1,968 | 8.17 | |
16:50 | 成田 | → | 23:25 | シンガポール | NH803 | プレエコ | 5,368 | |||
復 | 10:55 | シンガポール | → | 18:30 | 羽田 | NH842 | プレエコ | 5,368 | ||
20:05 | 羽田 | → | 22:45 | 那覇 | NH479 | 普通席 | 1,968 | |||
13:10 | 那覇 | → | 16:15 | 新千歳 | NH1694 | プレミアム | 38,850 | 3,892 | 9.98 | |
20:30 | 新千歳 | → | 22:10 | 羽田 | NH082 | プレミアム | 26,040 | 1,675 | 15.55 | |
12:05 | 羽田 | → | 13:25 | 高松 | NH535 | プレミアム | 20,490 | 1,285 | 15.95 | |
TOTAL | 233,560 | 23,771 | 9.83 |
前回までのSFC修行記
第1回
前回
ホテルから空港までMRTで移動
シンガポール3日目の朝を迎えました。
飛行機は10:55発。チャンギ空港内で手続き云々に時間がかかる可能性を踏まえて、ホテルを6:00頃に出発しました。(結論:早すぎました(笑))
ホテルから空港までは、シンガポールの地下鉄「MRT」を利用します。利用方法はこちらの投稿で触れていますので、ご覧ください。
地下鉄(MRT)なら安いし、渋滞の心配がいらない
シンガポールは、ラッシュ時間帯に道路が非常に混雑します。バスやタクシーなどで空港へ向かう時間がラッシュアワーの場合は注意が必要ですが、地下鉄の場合はその点について心配が不要です。運賃も安く、使い勝手は良いと思います。
市街地からの所要時間は約1時間弱
下の画像は、私が利用したホテルの最寄り「Novena」駅からチャンギ空港駅までの乗換案内の画面です。
地下鉄を利用すると1時間弱かかります。乗り換え等も非常にわかりやすく、途中でまごつくことはありませんでした。特に、Tanah Merah駅での乗換は、ホームに降りて向かい側の電車に移るだけという簡単な乗り換えだったので、重い荷物を持っていても楽チンです。
空港に到着
何のトラブルもなく、快適に空港まで移動できました。周りにも空港へ向かう旅客がたくさんいるので、みんなで同じように移動していれば問題ありません。
とてもきれいな駅です。
今回の出発ターミナルは第2ターミナルです。MRTを降りて、MRTの進行方向にある階段・エスカレーターで上に上がります。
チャンギ空港内での出国審査までの様子
チャンギ空港は広い。ターミナルを間違えないように!
チャンギ空港は非常に広い空港で、ターミナルが3つに分かれています。
ターミナル間を結ぶスカイトレインの案内図を見ると、ターミナルの様子がお分かりいただけると思います。
万が一間違えても、このスカイトレインでターミナル間を無料で移動できますが、空港に行く前に、自分が利用するターミナルを確認しておいた方が賢明です。
なお、ANAは第2ターミナル発着です。
第2ターミナル出発ロビーの様子
第2ターミナルの出発ロビーにエスカレーターで上がりました。
いかにも空港という感じで、きれいで開放感があります。
カビゴンだらけのポケモンコーナー。目を引きます。
久しく開いていなかったPokemon GOを見てみましたが、カビゴンは出現しませんでした(笑)
チェックイン完了。もらった書類は3種類
さて、チェックインを無事終えました。チェックインでもらった書類がこちらです。
①搭乗券
シンガポール⇒羽田、羽田⇒沖縄の2枚とも発券してくれました。シンガポール⇒羽田の搭乗券には、「SATS PREMIER CLUB LOUNGE」が使えることが記載されています。
ちなみに海外で発券される日本国内区間の搭乗券は、バーコードが海外式になっています。日本の国内線搭乗券に印字されている正方形のQRコードとは形が異なりますが、この海外式のバーコードでも日本の国内線にはそのまま搭乗できます。
②「搭乗口のご案内」
羽田・成田空港から国際線を利用すると、
「保安検査」⇒「出国審査」⇒「搭乗口まで移動」⇒「搭乗」
の流れになります。
しかしこのチャンギ空港では、各搭乗口に保安検査場が用意されており、搭乗する直前に保安検査を受けます。つまり、
「出国審査」⇒「搭乗口まで移動」⇒「保安検査」⇒「搭乗」
の流れで飛行機に乗ります。
このシステムは日本人にとって馴染みがないので、搭乗口の場所だけではなく、搭乗までの流れ(各搭乗口で保安検査を実施するという仕組み)について説明された「搭乗口のご案内」が配られるようです。
「出発1時間前より搭乗口にて保安検査を実施しております。」とサラリと書かれていますが、搭乗直前に保安検査場があるということを忘れないようにした行動が必要になります(あまりにもギリギリに行って保安検査でトラブルがあったらヒヤヒヤしますからね…)。
③SATS PREMIER LOUNGEの入室券
今回、私はプレミアムエコノミーを利用する旅作で旅行を手配していたので、プレミアムエコノミー利用者の特典としてラウンジを利用できることになっていました。
プレミアムエコノミーの特典についてはこちらで説明しています。
チャンギ空港には様々なラウンジがありますが、今回利用できるのはSATS PREMIER LOUNGEというラウンジでした。詳しくは後ほど紹介しますが、ここで渡された入室券を受付で渡し、搭乗券を提示することで入室できます。
出国審査
出国用の書類について
シンガポールでは、入国審査用のカードと出国審査用のカードがミシン目で繫がっており、入国審査で半分切り取られ、残りの半券を出国審査時に提出するシステムになっています。
従って、入国前に書類記入を終えたら、出国時に新しく記入する書類は基本的にありません。 ただ、入国時にもらった半券を絶対に無くさないよう注意する必要があります。
出国審査は待ち時間5分程度でした
出発口を見ると、各審査官に対して8人ぐらいが列を作っていましたが、5分ほどで審査を終えて中に入ることができました。とくに何も聞かれず、判子だけ押されて終わりました。
中の様子はこのような感じです。多くのお店が並んでおり、ここでおみやげを買うことができます。
ちなみに、小銭を使い切りたいときには、支払い時に小銭とカードの合わせ技を使うのがベストです。今持っている小銭を全て使い切り、差額をカードで払えば、手元には小銭が全く残りません。
ちなみに、到着時の入国審査場はこちら。私がシンガポールに入国するときには大行列でしたが、このときには列が全くできていませんでした。
SATSプレミアクラブラウンジ体験記
ANA利用時に第2ターミナルで入室できるラウンジについて
チャンギ空港からANAを利用する際、利用できるラウンジが区別されています。
対象者 | |
シルバークリスラウンジ | ファーストクラス・ビジネスクラス利用者、ダイヤモンドメンバー |
クリスフライヤーゴールドラウンジ | プラチナ・SFC・スターアライアンスゴールドメンバー |
SATSプレミアクラブラウンジ | プレミアムエコノミー利用者、その他 |
ANAのホームページを確認する限り、大きくは上の表のような区別が行われているようです(場合によって変動するかもしれません)。
今回、私はANAの一般会員でプレミアムエコノミー利用者に相当するため。SATSプレミアクラブラウンジがあてがわれました。
SATSプレミアクラブラウンジについて
SATSは、 Singapore Air Terminal Serviceの略で、空港の食料品・ラウンジ・セキュリティなどサービス全般を扱う企業名です。つまり、SATSプレミアクラブラウンジは、SATSという企業が運営するラウンジです。
SATSプレミアクラブラウンジは、各ターミナルに1つずつありますが、今回あてがわれたのはANAが出発する第2ターミナルのラウンジです。
SATSプレミアクラブラウンジ入口の様子
第2ターミナルのSATSプレミアクラブラウンジは、ショッピングエリア・出発フロアの1つ上のフロアにあります。
入口はこのような感じです。
まだラウンジを使いなれず、この時点で少しアガっています(笑)
受付では、チェックイン時にもらったラウンジの入場券を渡し、搭乗券を提示します。難なく入室できました。
ラウンジ内の設備
ラウンジはそれほど広くありません。しかし、人で混み合っている印象も特にありませんでした。
ラウンジにはテーブル席・ソファー席・テレビ付きブース・マッサージチェア(2台)など座席が用意されているほか、ビュッフェ・ドリンクコーナー、トイレ・シャワールームが設置されていました。
座席の様子
こちらがソファー席、奥に見えるのがテレビ付きのブースです。各座席に電源が用意されているので、モバイル端末の充電も可能です。
ちなみに、この左にはオレンジ色のマッサージチェアが2台置かれていました(利用者がいたので、写真は撮れませんでしたが…)。
こちらもソファー席の様子です。
こちらはテーブル席の様子です。テーブル席はビュッフェコーナーで取ってきた食事を食べることを前提にしているようで、ビュッフェコーナーのすぐ近くにしかありませんでした(逆に、ソファー席やテレビ付きブースはビュッフェコーナーから離れた場所にもありました)。
ビュッフェ・ドリンクコーナー
食事のラインナップが分かる写真が撮れなかったのですが(人がいるとついついヒヨってしまいます(笑))、全景はこんな感じです。
左に見えているのがドリンクコーナーです。右の赤青タイルの奥に食事が置かれています。
少し分かりにくいですが、タイル手前にはおつまみやフルーツ、パンが置かれています。パンはすぐ隣のマシンで温めることも可能です。
食事は時間帯によって変わるようですが、私が行ったときには朝食メニューでした。ということで、私の朝食の様子を…。
目を引くのは一番左の器だと思います。これは「ラクサ」という東南アジアの麺料理です。ターメリックなどの香辛料が入っていますが、それほど辛くはありませんでした。
実はこのラクサ、セルフで作ります。ラクサコーナーには、
・麺と具だけが入った丼
・スープが入った鍋と
・お湯の入った鍋、麺を茹でるための網(ラーメン屋で使われているようなものです)
が置かれています。
丼の中に予め茹で上がっ(て冷え)た麺と具が入っています。それをすぐ隣のお湯で温めて、スープをかけます。
ちょっと楽しかったので、食事前にはおかわりしようと思っていましたが、実際に食べてみると麺がのびていて今ひとつ美味しくなかったので、1杯でやめておきました(笑)
トイレ・シャワールーム
このラウンジでは、トイレとシャワーの入口が同じです。入口を入ってすぐのスペースがシャワーブース、少し奥へ進むとトイレという配置でした。(これも写真がなく…すみません…。)
今回は朝発の便だったので、シャワーは使いませんでした。
中をのぞいてみると、トイレの個室の3~4倍程度のスペースしかなく、結構狭いです。シャワーブース内は脱衣スペースとシャワースペースのみで、洗面台・ドライヤー等はブース内にありません(共用スペースのものを使うことになります)。タオル等は設置されていなかったので、シャワーブース利用の際は受付に声をかける必要がありそうです。
やっぱりラウンジは快適でした
今回は10:55発の便を利用しましたが、空港に着いたのは7:19。念のため早めに空港へ向かいましたが、空港着から飛行機の出発までは3時間以上ありました。
チャンギ空港は広いので、空港内をウロウロしているだけでも時間は過ぎていきますが、広すぎて歩いているうちに疲れてきます。
そんなときにラウンジが使えると、食事がとれる、アルコール含めた飲み物が飲める、ソファでゆったり座れる、…などなど、暇を持て余すことなくのんびりと時間を過ごすことができます。
SATSプレミアクラブラウンジも決して例外ではなく、出発時間までゆっくりと過ごすことができました。空港内には他にもラウンジがあるからか、それほど広くないラウンジで会ったにもかかわらず、それほど混雑は気になりませんでした。
ラウンジが使える、使えない、で空港での快適さが格段に変わることを改めて思い知りました。
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続編はこちらです。
前回までの旅行記はこちら。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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